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北海道出身 加茂恵美子・眞美子・眞夢さん
 
サウスポートエリアで一際目立つピボタル・ポイント。今回は、270度の景色が広がるお部屋にお住まいの加茂さんファミリーのご登場です。移住のきっかけとなった、お嬢様のダンスのお話を中心にうかがってみました。  
 
なぜオーストラリアで暮らそうと思われたのですか?
眞美子さん
「もともとは娘のダンスがきっかけなんです。以前、ダンスのことでイタリアに暮らしていたんですけれど、まったく日本語が通じない、日本人なんて見たことがないというような土地でしたし、気候のこともあって、ある程度の年月を暮らすにはどうかなと……。それで、ゴールドコーストへは2〜3回遊びに来たことがあって、気に入っていたんです。いろんなテーマパークがあって娘は楽しそうだし、気候もすごく良いですし、住みやすそうねって。でも、ゴールドコーストで暮らす一番のきっかけになったのは、ダンスの元世界チャンピオンである毛塚道雄先生という方なんですね。その先生にお会いして、そして娘のダンスを見て下さって、『ぜひジュニアで国際カップルを組んで、世界に出たら? ゴールドコーストは暮らしやすいし』とおっしゃって下さって。先生もこちらにスタジオをお持ちでしたし、『じゃあ、住んじゃいましょうか?』っていうことで。でも、その時はお家を買うとは思ってもいなかったんですけれど。トントントンって買ってしまって(笑)」
イタリアと比べてゴールドコーストの印象はいかがでしたか?
眞夢さん
「こちらは気候がとても良いし、人柄がとっても明るくて、そこがいいです。イタリア人も明るいですけど、こちらはもっとフレンドリーというか、すぐに声をかけてくれます」
眞美子さん
「やっぱりヨーロッパでは、ヨーロッパ人独特のものがありますよね。それと冬の期間に暮らしていたものですから、寒くて。わたしたちは北海道出身ですけれども、それでも寒かったですね。それから、こちらは車の運転も楽ですよね」
ピボタル・ポイントに決めたのはどうしてですか?
眞美子さん
「佐竹さん(スターツ)が勧めて下さったから(笑)。わたしたちは女性3人で、年配者と子供がおりますので、暮らしやすさを考えました。ここは、隣にショッピングセンターがありますし、向かいが海岸で散歩もできますし」
恵美子さん
「いろいろとわたしたちの条件にかなっていたんですね。決めた時には、まだできていなかったんですよ」
眞美子さん
「だから、お部屋のこともいろいろと不安でした。どういう景色が見えるのかとか。わたしの第一条件は海が見えることだったんですね。それと、ここなら母一人で買い物に出かけられますし、ここで良かったなと思っています」
移住のきっかけとなった眞夢さんのダンスですが、いつ頃から始められたのですか?
眞夢さん
「わたしは5歳からダンスを始めました。今で8年になります」
眞美子さん
「娘がダンスを始めたきっかけというのが、おじいちゃんが昔からダンス好きで。学生時代のアルバイトで映画のダンス場面にエキストラで出演したりしていて。それで、わたしは日本舞踊、妹はバレエをずっとやっていまして、どちらの世界もある程度わかっていたので、外国に行った時すぐに仲良くなれて、お着物を着たりということがないので、ダンスの方がいいんじゃなぁい? ってことで」
オーストラリアでのダンスレッスンはどうですか?
眞夢さん
「今まで日本の先生に習ってきて、すごく細かいところまではあまり教えてくれないんですね。しかし、こちらの先生たちは一生懸命レッスンしてくれて、いろいろなところを注意して下さるので、とても勉強になるし、かなり上達しました」
眞美子さん
「日本の先生と教え方が違いますよね。わたしは日本舞踊でしたけれども、先生のかたちを見て覚えるっていうのが主流でした。日本はそういうスタイルですが、こちらの先生は本当に細かい動きを一つ一つ教えてくれますね」
眞夢さん
「先生の情熱というか、そういうものをすごく感じます」
将来の夢はありますか?
眞夢さん
「ダンスでオリンピックに出場して、金メダルをとりたいです。まだ今は種目ではないんですが、これからそうなる予定なので、その時には絶対に金メダルをとることが夢です。自分の夢や目標を大切にして、そのために一生懸命やっていくっていうことが、やはり人間には必要なんじゃないかなとわたしは思います」
恵美子さん
「名前がマムといって、眞の夢って書くんですよ」
眞夢さん
「英語でいうと、『ドリームズカムトゥルー(夢はかなう)』で、それがわたしの心の中にいつもあります」
恵美子さん
「でも、パートナーがね……。一人では踊れないものですから」
眞美子さん
「そうなんです、パートナーがいないとどうにもならないんで……。今、パートナー大募集中です!!」
パートナー探しは難しいですか?
眞美子さん
「今通っている先生のお教室に何人かはいますけれど……」
眞夢さん
「年は13歳以上で15歳くらいがいいです。16歳を過ぎると大人として出場しないといけないんで、レベルがとても高くなります。わたしが13歳なので、ジュニアで出られるように。ジュニアでチャンピオンをとると、やはり、大人のクラスになった時に注目してもらえるので。毎年11月にオーストラリアで大会があって、相手が見つかれば、今年出たいと思っています」
眞美子さん
「なかなかそういう若い人がいなくて」
ダンスの他に、オーストラリア生活をどのように楽しんでいますか?
眞夢さん
「日本にいた頃からやりたいと思っていたテニスを始めました。それから、今まで泳げなかったんですけれど、こちらに来てから皆がビーチで泳いでいるので、水泳も始めました。あと、小さい頃から絵を描くことが好きで、何度か賞もとりました」
眞美子さん
「函館市の子供たちの中で最優秀賞だったよね? それと、こちらで大学へ行くつもりですから、お勉強も大事ですね」
英語でのお勉強は大変ですか?
眞夢さん
「日本で小学校3年生の時から週に一回英語教室に通っていて、英語は大好きでした。今の学校を選んだ理由は、学校の中にインターナショナルセンターという留学生用のクラスがあったからです。そこで英語ができれば、オーストラリアのクラスにいけるんですけど、1月30日からそこにあがれることになりました。わたしは学校の中で年齢が一番若かったんですね。皆さん高校生なので、そのレベルでやってきて、とっても大変だったんです。それで、かなり頑張ってチャレンジして、いい成績をとることができ、先生たちがそれを認めてくれたので、すごく嬉しかったです。これからは、本校のオーストラリア人の友達をいっぱいつくることが楽しみです」
眞美子さん
「これまでのお友達は留学生ばっかりだったからね」

夢はオリンピックで金メダル!! 13歳とは思えないしっかりとした受け答えで、明確に今後の目標を語ってくれました。そして、その目標に向かって一生懸命頑張るという姿勢に、身のひきしまる思いをしました。また、ダンスだけではなくテニスや水泳を始めたり、こちらの学校生活も積極的に楽しんでいる様子など、まさに「留学生の鏡」といった印象を受けました。お休みの日はお婆様の恵美子さんやお母様の眞美子さんと一緒に、年間パスを持ってシーワールドで遊んだり、もちろん楽しむこともお忘れではありません。オーストラリアでのびのびと才能を伸ばし、日本期待の星として世界へ羽ばたくよう、応援したい気持ちでいっぱいになりました。それから、ダンスパートナーもまだまだ募集中だそうですよ!
取材・文・撮影/城文子
インタビュー/2006年01月09日